機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-32「ステラ」

露骨な表題の通りというか、この回で種デスにおいてかねがねシンとの重要な関係をクローズアップして描かれてきたステラ・ルーシェが息を引き取った。デストロイに騎乗、叫び、無差別な殺戮を繰り返し続け、最終的にシンの元で迎えた死だった。よく回想で出されるステラをシンが川で助け、裸(実は緑パンティを穿いている)のシーンというのはPHASE-21か22の割と前のものだ。それからステラはザフトに発見され保護というか監禁され、アウルとトダカが散った戦いにも不参加。これをシンが見かねてステラをネオに返還するという暴挙に出たのは先々週、口約束なんぞあっさり破棄して戦場にデストロイで戻ってきたのが先週、全く常軌を逸した殺戮マシーンとなったステラに今週死が待つのみだった。これまでの伏線とか、未だ1クール以上残っているということを考えると随分とあっけないものだったように感じる。これからシン・アスカはステラのことも怒りに変換して闘っていくんだろうけど、ステラが戦場で死んだのも、デストロイでたくさんの人が死んだのも、街が一瞬にして丸焼けなのも全部こいつのせい(笑)アスランは何ボヤッとしてるんだ!永泉様も種割れしてた割に微妙に地味だったし…しかし三期のED「I Wanna Go To A Place...」の導入部分は今回といいトダカの時といい鎮魂歌そのもの。合わない回もあるけどいい選曲というか演出だなと今更ながら気に入ってます。