機動戦士ガンダムSEED DESTINY−DVD Vol.5を観る

PHASE-17〜19を再び鑑賞*1。本放送の2月頃はまだビギナーで分からないことだらけだったが、改めて観るとこの頃の各キャラの立ち位置が今と全然違っていて、オクレ兄さんはアウルとステラを乗せてドライブを楽しみ、アスランはザラ隊長と呼ばれ威厳を保ち、シンはルナに完全に子ども扱いされていました。それなのに今はえ〜っ!!…みたいな。PHASE-17「戦士の条件」のラストでアスランがシンにこんなことを言ったのが印象的でした。
『自分の非力さに泣いたことのある者は、誰でもそう思うさ…多分』
『けど、その力を手にしたその時から、今度は自分が誰かを泣かせる者となる。それだけは忘れるなよ』

シン・アスカどころか脚本家すらそれを忘れてしまったかのような昨今のシナリオは一体どう説明すれば…
ラクスことミーア・キャンベルが『Quiet Night C.E.73』を歌う、ヲタを忠実に描いたあのシーンが17と19に二度出てるのもまた心地よいのですが、この歌にはラクス・クラインの元歌がちゃんとあるらしいですね。だから音源が出てないのか。CD化激しく希望。

*1:PHASE-20は「PAST」なのでパス、と。