コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN-07「棄てられた 仮面」

ナナリー=比呂美、初演説で地雷を踏む!

自分にはそうチャンスはないからこそ、やはりここで言う選択をしたのだろう。結果、騎士スザクやイレヴンを驚かせることになったが、計算よりは自分の思い、ユフィ姉さまへの思い、ルルーシュへの想いが先行しているはず。実直な思いなのに地雷踏んだりしてるところが、またいいんじゃないか。しかし振り返れば学園祭で行政特区日本宣言!→日本人は皆殺しの流れがあるだけに、ナナリー総督の支持率は福田内閣を上回ることができるのか?時は流れ、日本人も一斉蜂起よりかは「いいやイレヴンで、俺らはどうせイレヴンさ」みたいな空気が立ち込めている感じ。ナナリーにはまさかの若本皇帝とのTV対面シーンもあったが、なかなか立派に答えていた。ルルーシュより明らかに腹が据わってるというか。
一方「ナナリーのためのゼロ」像が崩壊し、「俺は要らないんだ」と黄昏モードに入ったルルーシュだが、ジメジメモードで一話を終わらせないのはさすがスタッフ。ベタではあるけど、ゼロ誕生から今までたくさんの仲間に支えられていることを思い知り、再び決起という形になるのでした。ゼロ様を支える3人の嫁、中でも騙されながらもゼロやめないでと訴えたカレン、生徒会の仲間たち、黒の騎士団も。一人じゃ無理、黒の騎士団を使おうとした時(STAGE-08あたり)から運命共同体として彼らは既には回りだしていたということでしょうね。眞一郎的に言えば、まず乃絵のために絵本と踊り頑張るかという段階に入った感じかね。

「俺を慰めろ!」

あーあ、ギアス使ってなければな。新宿で何があったとか聞くんじゃなかったな〜と思っているはずなのに、腹いせにギアスの濫用を楽しんでいるルルーシュさんw

「行政特区日本に参加せよ!」

ナナリーの意思を尊重した上でスザクや皇帝を困らせる手段と来ればそれしかないか。ゼロの復活に一時は歓喜したものの、また振り回されそうな黒の騎士団&日本国民の皆さん。私闘を如何に正当化するか、協力や支持を得られるかがどれだけ大事かということをルルーシュは思い知ったからなぁ。