伊良部秀輝投手の訃報

大変ショッキングなニュースで驚きと戸惑いを隠せません。
波瀾の生涯と言えばそれまでなんでしょうが、日本人メジャーの先駆者としてのキャリアを若い世代に直に伝えて欲しかった。
リタイアして第二の人生の立ち位置に迷っていたのでしょうか・・・伊良部投手は一旦日本球界に戻りながら、米国に生活拠点を戻してたようですし。
重たい速球と投げる時の口を真一文字に結んだ表情がカッコ良かった。日、米とも通算成績を見るとこんなものじゃなかったという気もするし、日本にずっと居たら200勝にも近付けたようにも思うが、やはり野茂や伊良部が敵を作りバッシングを受けながらもメジャーへ道を切り拓いた業績の尊さを今一度噛み締めたい。
前も書いたが、今のメジャーは円満な契約で渡米できるようになった反面、思い出作り程度であっさり戻って来て、メジャーで活躍した姿すら思い出せない選手が多すぎる。
伊良部投手はストイックすぎたのかも知れないが、骨のあるメジャーリーガーを見てみたいし、日本球界で15年、20年活躍して名を残すのだって立派なことだと思い直してもいいと思う。
尽誠の後輩の佐伯さんは大丈夫だろうかね?なかなか整理はつかないだろうが、一軍でチャンスをもらっている以上はバットで悲しみを乗り越えてほしい。
伊良部投手のご冥福をお祈りいたします。