さらば永遠の学園、PL散る―第86回大会・5日目

1回戦 ○ 市和歌山商(和歌山) 11 - 6 宇都宮南(栃木)

  • 智弁和歌山ではない和歌山県代表は久しぶりに見たがやはり強かった。8回裏の10,11点目で大勢が決まった。

1回戦 ○ 聖光学院(福島) 6 - 0 鳥取商(鳥取)

  • 3年前の初出場時は大敗した聖光学園がリベンジと共に10年ぶりの福島県勢初戦突破をもたらした。1回にオーバーランした相手走者を三塁で刺したのが大きかった。聖光学園・本間投手は磨かれた制球力で東北高・ダルビッシュに続く今大会完封ショー。後半は本塁打・盗塁・バント・・・やることがなんでも上手くいっていた。

2回戦 ● PL学園(大阪) 5 - 8 日大三(西東京)

  • 今大会屈指の好カードという評判に違わぬ熱っちい試合。準決勝級かと思うくらいレベルも高かった。日大三高がバッターの選球眼の良さと打球の速さ、鋭さで上回った。日大三の1番・松島侑也が6打数6安打、恐れいった。PLもHRを放つなどして粘ったが、いかんせん彼に打席が回ると何らかの形で点に絡まれ、流れを止められてしまった。PLの2番手の3年生の背番号1も悪いとは思わなかったが結果的に7-9回で5失点しており、やはり先発して5回を3失点で耐えた1年生より何かが劣っていたのかなぁ、と。今年の日大三高は前回優勝時並みに期待できそうです。気が早いけど是非東北高校と当たってメガネッシュと対戦してみて。