暑かった夏から五度目の冬…鈴木あみ、1,361日後のソロコンサート

安倍なつみ(23=活動自粛中)に比べると、22歳の鈴木あみ(現在は鈴木亜美)が不思議と若く感じてしまう今日この頃。
その鈴木あみが安倍の居ぬ間に…というわけではなかろうが、4日に忘れもしない2000年8月26日@横浜アリーナ*1以来、4年3ヶ月振りのソロ紺を行った…のをさっきここで知った。ああそういえば12月にやるって何処かで見たな、座間って今は住んでないあみの出身地だな、小室プロデュースの曲って歌ってもOKなの?と至って冷めていたが、実際に行った人が日記に書いていたセットリストを見て、溢れる思いに胸が締め付けられた。


08-OUR DAYS

09-BREAKIN' MY HEART

ここはいいね。何度も聴いてカラオケで何度も歌ったよ。バラードは上手くなっただろうか?


13-明日、あつく、もっと、つよく

14-Rain of Tears

こっちはもっとレアで最強だ。「明日、あつく、もっと、つよく」は2000年春、夏のツアーでは歌わなかった。幻の名曲と謂われた「Rain of Tears」に至っては今回が初披露なのではないだろうか。
当然今年復帰してからの曲も全部入っているわけだが、コンサートで小室の楽曲の良さを再確認し『鈴木あみにはやっぱり小室哲哉だな』という感想を持った人も出来ればいて欲しいものである。小室といえば、あみの楽曲「white key」「Rain of Tears」を小室と共作、「ボクのしあわせ」「Silent Stream」の作曲を手掛けた“Cozy Kubo”こと久保こーじ氏がどういう風の吹き回しか、ツアーの一メンバーとして参加しているという。彼の名を聞くのはASAYAN末期、神山さやか等の超歌姫オーディション以来、師・小室とは仲違いしてるとかしてないとか。いずれにしろ心強いのは確かである。
で、復帰した後の鈴木亜美の話に戻るが、4月の復帰は確かに3年以上待ち侘びた末の大ニュースではあった。が、消えてから3年の歳月の経過という現実は甘くなかった―むしろしょっぱかった。トーク番組でようやく彼女の口からいろいろ聞けたがどれもこれも理解に苦しむことばかり。制約が付きまとう中での孤軍奮闘にはモヤモヤが積もるばかり。気がつけば8ヶ月が過ぎたが私の生活はは何一つ変わらなかった。心も昔には戻らなかった。今回のソロ紺、行けば何か変わるかもしれないが、誰かが誘ってでもくれなきゃ動かないかな…*2今でこそ、鈴木亜美が輝いて見え、安倍との対照が際立っているがそれは束の間のこと。あみはコンサートが成功しても活動の枠がこれ以上広がらないようでは先は暗い…一方の安倍は来年2月1日、プロ野球キャンプインと同時に謹慎が解ければ、篤く歓迎されまた自由に飛び回るのだろう。悲しいが宿命とはそんなものである。

*1:このコンサートが私の最後の参戦となった

*2:当然誘ってくれる人など誰一人居ない