岩田さゆり、破格の超VIP待遇

さらに、早くも3月30日(水)にはセカンド・シングル「空色の猫」のリリースも決定しており、新人としては異例のシングル2ヵ月連続リリースとなる。「空色の猫」は、チャートTOP10常連のバンドGARNET CROWガーネットクロウ)のボーカル中村由利による作曲。中村の他アーティストへの楽曲提供は極めて稀で、ZARDへ提供した「止まっていた時計が今動きだした」以来約1年振り。作詞は同じくGARNET CROWの全作詞を手掛け、また数多くのアーティストへ作詞提供しているAZUKI 七(アズキ ナナ)が手がけた。この二人のコンビでの楽曲提供は今回が初となる。

岩田さゆりはさしずめGIZAダルビッシュですな。川島だりあクラスなら十分来るかなと予想はしてたが。中村由利さんの楽曲提供は上記と三枝夕夏 IN dbへの『Graduation』の二曲、むしろこちらが最初の提供だったで有名ではないだろうか。AZUKI七中村由利コンビの歌は確かにGARNET CROWの聖域だった。今までそれがなかったのはGIZAのメジャー級―倉木麻衣愛内里菜小松未歩などはたいてい詩を自分で書くという要素も込みの話であって、AZUKI七が新人の詩を手掛けることは別に珍しいことではない。ここで注目したいのは同じAZUKI七が書いた詩でも“中村由利が曲を書いて歌うGARNET CROWの作品”と、“大野愛果とかが曲を書いて別の誰かが歌う作品”では世界観をひっくるめて全てが別物だということだ。定石からいけば当然GARNET CROWの元へ行き渡る作品を未知数の新人・岩田さゆり14歳がどう歌うのか。金八の飯島弥生は知らずともGARNET CROW好きなら気になってしまうという寸法だ。当然アレンジは古井弘人氏がやってくれるものと信じたい*1。タイアップは名探偵コナンが来そうな予感。

*1:もちろんギターは岡本仁志氏で