山崎武司と見る夢のゆくえ


〜ヤフードーム〜福岡ソフトバンク3勝
RE ヤマサキタケシ 0=000 000 000 (●1勝4敗)
Sh  ソフトバンクス  8=000 100 70X (○5勝)

勝利投手=星野順治1勝 
敗戦投手=矢野英司1敗
本塁打Sh:覚醒バティスタ1(S/矢野)

 4月1日・本拠地開幕戦予告先発RE岩隈神−LIONS岡本

楽天の弱さの総てが山崎武司の一塁から本塁への超悪送球に集約されていました。いつぞやのレフト・ペタジーニの三塁ベンチへの返球を髣髴させるような感涙プレイでした。因みに山崎は羞恥周知のとおり捕手で入団した選手です。そろそろ金八の狩野伸太郎みたいに潔く「伊原さん、俺の負けだよ」と謝って静かにバットを置いてもらいたいものです。

対岩隈対策講座

明日のマンパワースタジアムでのホーム初戦、唯一チームに勝ちをもたらせる男・岩隈久志がマウンドに帰ってきます。楽天と戦う場合、相手チームはは岩隈のときだけは多少知恵を絞る必要があります。先週の鴎・清水と同じ轍を踏むまいと西武は中5日の松坂ではなく谷間クラスとおぼしき岡本を持ってきました。対岩隈対策は大きく分けて二つ。

①エースをぶつけ、まるごと3タテ狙い
②エースを回避し、確実に勝てる試合を獲る

①はリスキーな策。ただエース同士が熱い戦いを展開、もし岩隈を潰せば3タテが見えるのでファン、チームへ見返りも大きい。余裕のあるチーム、ファンサービス重視のチーム向け。
②は岩隈先発の試合を「捨て試合」にしエースを温存、他の試合で確実に勝たせる安全策。今回の西武はまさにそれ。他の試合は少ない投手で済むのでもし運良く勝ちが見えてきたら投手をスクランブル体制でつぎ込める。
西武は現在連敗中ですが、確実にソフトバンクについていくために②を選んだようです。松坂×岩隈が見たかったという悲鳴が聞こえそう、でも長いペナントレースにおいてこの駆け引きはありでしょう。
ただセ・リーグの場合、楽天とは交流戦で3×2=6試合。チームによって岩隈と当たる試合が0〜2と不平等が生じるとその差がペナントを左右する恐れがあります。セのチーム(特にドラゴンズ)には①を推奨。当たらなければ一番良いのだが。