おねがいマイメロディ 第44話「お城に突入できたらイイナ!」

大吉だったら(山田)*1→ナンバーワンになれたら(江夏)→楽しい日記が書けたら(平野)
→告白できたら(待田)→お城に突入できたら(山田)→キスできたら2(?)

13話、21話、23話、35話に続くバクの奮闘記。バクの分身こと山田隆司氏によるものだったが、最早鉄板とも言えるバクロミ浪花節路線にちょっと安住しすぎとも取れます。Bパートで舞台がマリーランドに移り、山田氏が一巡前に担当した大吉だったら…で初出のクロミーズファイブが再登場するが、どんな脇役にも魂を込めるマイメロにおいてはまだ物足りないでしょう。四匹が一様に見えるようでは…とつい思ってしまうのですが、それだけマイメロのキャラが曲者ばかりである事の裏返しでしょうか。まあクロミーズの友情、低次元の小競り合い、アフォ王様の茶番などいつもより低年齢層向けのアニメになっていたのは確かでした。何や、今更子供番組繕って!(by真菜)
ちょっと気になることがヒトツ。マイメロ「ヤーンバク君どうして?」という確信犯の問いに即答のバク
「愛のためゾナ。」
このあとクロミ様に一生ついていくって誓ったゾナ云々と続くわけですが、これすごい台詞だな、なかなか言えない事だなと。でよくよく考えるとクロミを救ったことは結局柊恵一にとって益になるわけでクロミ様はバクの背中で「ロミー、よくやったな」という妄想的恵一さんほどではなくても褒めはしてもらえる、結果クロミ×柊の愛のためになることをしたのだからそっちかな?と一瞬思いはしたのだが、やはり素直にクロミ×バクでいいのかな、と。言ってみれば恋愛を超えた愛か。そこで確信したのは愛してもないのにデコにキスしただけで心を奪おうとする恵一さんより、下僕でもいいから尽くして尽くして、ちょいM入っていても報われなくてもそれでも尽くして積み上げたバク君の愛のほうが100倍以上も美しいし、学ぶべきところも多いということです。ヤーン、バク君に教えられちゃったよ。

小ネタ集

無法地帯なのに良民しかいないマリーランド
終身刑なんて名目だけで怖くないのに、頑なに怯え遵守するマジメな民と本来第一に刑を処されるべき不埒な為政者の国。
小暮駆、謹慎中。
諸般の都合により本日はフラットのみの出演とさせていただきました。
兵隊がマイメロに唆され、紅茶を飲むシーンでマイメロ「お味はどう?」のあとの兵士マイメロの紅茶は最高だよ〜」
これ絶対白山の声。
バク登場、クロミーズ落下の瞬間驚きひとつせず無表情のマイメロ
想定内と言わんばかりの底知れぬ黒さを感じた!
スノボを持つ歌ちゃん(提供画面)
今井メロもボードやってる人なの?
本を読む美紀ちゃん(提供画面)
一瞬にして電波に変わるの図。次回予告ではマリーランドにいるし、ひつじさん神出鬼没すぎ。
次回のマイメロエウレカ共通点
「キスできたらイイナ2!」(1は16話)と「アクぺリエンス・3」(1は12話、2が19話)で両方過去にあったサブタイトル。いま40話台なのでともにかなりの開き。でもただの偶然。
なんとなく開いたら発売二周年だった
愛のために。    (CCCD)

愛のために。 (CCCD)


大切なもの たったひとつだけ あればそれだけで生きてゆけるから
ただ愛のために。

*1:括弧内は脚本担当者