なに、まだ終わった気がしないって?この線からこっちは負け組み…じゃなくて来シーズンゾナ〜明日からは別々の道 なんてそんな突然心の準備ができない、あのころの僕等はまだ永遠があると信じていた

日本選手権シリーズ 05回戦/札幌 中日ドラゴンズ1勝4敗 the END
 CDRAGONS 000 100 000 ●川上-平井-久本-中里
 FIGHTERS 000 012 01X ダルビッシュ-岡島-MICHEAL セギノール2 稲葉2

一応3勝した一昨年はいっぱい書いたんでなぜ弱かったのかそことの比較&検証(投手篇)

相手がリーグ2位だったという理論はその際隅に置いときます。今年は初戦の川上だけであとは尻切れ状態、負の連鎖…山井投手のような救世主は最後まで現れませんでした。2年前の西武は左の強打者級が皆無で左投手は山本昌、岩瀬、高橋聡文の3投手のスタンバイ&登板で7戦うち3勝することが出来ました。昌先発、岩瀬抑え、高橋は7戦の敗戦処理だけだったことを考えると左の中継ぎは誰もいませんでした。右投手も先発投手もその分を補う活躍をしたこともあり、岩瀬が抑えに回った元年の中継ぎ左腕の不在もそれ程シリーズを左右する痛手とまではならなかったのでしょう。
他方、今年の日本ハムに目を移すと2〜5番まで左左両左と続く巧・強打者揃い。ドラゴンズはこれは!と焦ったか終盤二軍に定着した高橋を尻目になんとなく(=絶対的な信頼はないけれどの意)一軍に残ってしまった久本を筆頭に石井、小林の3投手に登板のなかったマル、佐藤亮まで頭数だけは揃え、臨戦態勢(仮)を組んでみたものの、石井、小林が相次いで撃墜された上、頼みの(!?)久本も最後はやっぱり久本かというとこは外さない役者ぶりであとは見てのとおり。このシリーズ、落合監督がシーズン中は考えられないほど重度の左右病(末期)に罹ってしまったようです。解説者の「小笠原に左右なんて関係ないんですがねぇ〜」の声が非常に痛かったです。それにしても岡島は良かったですね。先発と抑えの橋渡しを文字通りやってしまう理想の中継ぎ左腕でした。昨年まで讀賣に同名のピッチャーいた気がするけどきっと別人だよね(笑)
打についてはもういいでしょう。落合監督は立浪と井上が目に入れても痛くないくらい好きなんだなーくらいですか。私はFIGHTERSが新庄ならこっちは川相が…くらい期待をかけてましたが如何せん出番が遅すぎた。最終戦のバントはさすが職人芸でしたが、引退試合でも次の試合でもヒット打ってたしもっと出せばシリーズの流れを寄せるオーラを秘めてたと思うんだけどね。これもまた敗因なり。