ぼくらの 第8話「復 讐」 第9話「家 族」

石川智晶さんの主題歌は何度聞いてもアーニーソン、アーニーソンです。発売は来週あたりだそうですが、作風に合った良作ですね。カラオケでは聞こえたとおりに歌った方が上手く行くんで配信されたらアーニーソンでやってみて。
先週はチヅの回の後半でしたが、ハレンチ教師役の鈴村は逃げ回るだけで前半から出番は激減。チヅは先々週のラストでは逝く前の復讐遂行に気持ちが大きく傾いていましたが、意外に復讐は未遂に終わりました。「立つ鳥跡を濁さず」ということなのでしょうね。どうせならあれもこれも破壊と喪失に導いてからと言うエゴを持つ反面、何もかも赦せる気持ちになるのかも知れません。もっとも赦せるでは美化が入りすぎているので、面倒くさくなってどうでも良くなって結果諦めていると解釈するのが正しいと思うのですが。全体的に前半の伏線どうのというよりはジアースに騎乗して、死期を悟って新しく生まれた気持ちを最終的に優先した感じでした。
今週はダイチ主役。杉田智和さん回でした。これは銀さんではない静の演技というやつですか。どう考えても実直なダイチと黒いコエムシの会話から銀さんとヅラは浮かばないからね。声優ってやっぱすごいわ。話は戦時中のエピソードのような家族の温かみ、別れ、喪失といったテーマを小ネタ抜きでじっくり見せるスタンスなんで、ただ設定を現代に遷したというより実際に未来の地獄絵図を警告する意図が感じられます。この設定は洒落にならない、でも毎日が明日またこうやってPCに向かって日記を書いていられるか分からないの繰り返しなのは同じってこと。
何か湿っぽくなってしまいましたが、次回はなんとバカリボンのメイン回!!予告の声が春香でした。こういう時インベルがいてくれたら話は早いんだけどなぁ。

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