仮面ライダー響鬼 四之巻「駆ける勢地郎」

仮面ライダーシリーズ、今回が初めてなんですがまさか毎年こういう内容やってないですよね。もう見切る人、ハマる人はっきりしているような気がしてなりません。私は完全にミヤビとヒビキ(発音似てる)の虜になっています。これはもう止められません。
偶数巻は先週の続き、OPミュージカル無しということで戦い満載と思いきや、ヒビキさんは音撃棒を自ら赤にペイントしてました。一方のヒビキさんが気になっている受験生の明日夢少年(中3)は教室で飛鳥・奈良時代とか言ってたので645年来るか、蘇我入鹿来るかとドッキドキ。出なかったけどあれは絶対狙ってる。明日夢少年は今回は女友達のコ*1とのシーンが多くて、そのコはちょっとアゴが気になるけど道重さゆみタイプで、なんだか2人の放課後は柴又の町で楽しそうです。これと奥多摩にいるヒビキと香須実さんとが対照で描かれているんですが、こちらの2人のシーンでヒビキさんが明日夢少年に正体を知られたことについて「やっぱちょっと拙かったと思ってんだよね」「アレはアレで俺的にはありのような気がしてんだよね」と香須実さんの気も知らず軽い発言。しかし一転真剣な顔で「俺の誠意っていうか(中略)そういうやり方が一番責任持てる気がしてるんだよね」とこの説得力はさすが役者・細川茂樹。毎週主演この人でよかったと思わせてくれます。
もう一つの見所が柴又の町で明日夢にヒビキの手掛かりを知られ駆けるというよりはただ逃げてるだけの勢地郎、拙い尾行をする中学生2人。映し出される柴又の風景、帝釈天はまさに「男はつらいよ」ワールド。私もギリギリ正月の映画館で観たことある世代なんでやはりいいものです。しかも勢地郎役の下條アトム氏は“団子屋のおいちゃん”こと下條正巳氏(故人)の長男。明日夢たちに笑って見せた勢地郎の歯はまさに父親譲りだ。なんて上手いキャスティングだーってこの番組は一体どの世代向けに作られているんでしょうか。そんなところが好きなんだけど。戦闘シーンは短く、ただ巨大化した(でも探すのが大変だった)一体の魔化魍にヒビキさんは響鬼に変身して余裕の挨拶、怪力で大足を受け止め跳ね飛ばし、後は乗っかって音撃棒でドンドコドン!で終了。まあこういう敵の倒し方も実際やってみたかったり。任務完了で奥多摩⇒柴又に戻ったヒビキさんと明日夢少年を勢地郎が引き合わせてくれたのでした。良かったね、明日夢君でまた来週。

次週…五之巻『熔ける海』

イブキ/仮面ライダー威吹鬼渋江譲二という新キャラが登場するらしい。一応ライダー。響鬼はてなDは毎週日曜に新データを更新してくれる人がいるのでとても助かります。

*1:森絵梨佳さんというそうです。