元モー娘。加護亜依が喫煙で謹慎処分・2

フライデーを読んでみた。ぼやけた喫煙の光景より如実だったのは「いまCDが売れなくなっていて、ライブで稼ぐしかないのね」ってとこ。もしこの記事丸呑みするという条件付きながら本当なら現場の悲痛な叫びが聞こえてくるようだ。彼女ら四期が入ったのはモー娘。も全盛期の2000年。当時の最年少メンバー、タンポポ(2期)、ミニモニ。と話題、活動領域でも群を抜きとにかく新鮮な毎日を夢中で過ごせていたことと思う。ところが今は事務所の戦略のもとモー娘。を卒業し、行動人数は減ったけれど注目度もいつの間にか減っていて、イメージは限られ、仕事も限られ、相方も限られ、なんとかしたくともあまりの逆風の中、昔に戻る術もなくその先私の未来に何があるの?って話だよな。この間辞めるって言う噂もいつだがあったしな。早い話12+6=18≦20∴違法→処罰ということ。12歳からギョーカイに身を置いていれば20歳が来るのを待つには長すぎるわ。Berryz工房のみんなは真似しないで欲しい、というか息苦しかったらまだまだ長い十代なんだから舞波さんのように道を転換するのも一つの選択肢だということを憶えておいて欲しいな。
辻さんのことだが…彼女はフットサルまだやっているのかな?だったら少し救いかも知れない。私はフットサルには一切興味はないし、そんなことに時間割くならやることあるだろ?と思っている。でも喫煙するくらいならスポーツやるほうが身体にも心にもいいし、単なる芸能人の遊びにしか見えなくとも本人達が何かの目標に向かってマジでやってる時間があればそれだけでもいいんじゃないかってね。エウレカの39話でノルブ師が一見訳もなくサッカー(=スポーツ)をさせた意図と通ずるものも少なからずあるような。
事務所は今回の事態を案外逆手にとって考えているんじゃないかと思う。卒紺で話題とライブのファイナルを盛り上げることを何度となく繰り返し、その結果が元モー娘。メンバーの罪なき現メンバーにダメージを与える不祥事の数々、挙句の果てに紅白での本体乗っ取り…内在する嘘はすべて暴かれた。しかも娘。の卒業を控えるメンバー枠はずっと空席だ。どうやって代わりに一のドル箱であるライブに話題を集める?一部の熱狂を掻き立てるか?その答えが「おかえり紺」だろう。計算ずくなら恐ろしい話だが、病気療養中の後藤真希と謹慎処分中の加護亜依という二枚のカードが手元にあり、必ず復帰のタイミングが生ずる。そこをどう演出するかにもう考えを巡らせていることなんて思い過ごしだといいけれど。