おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜第31話「もう一度踊れたらイイナ!」

クルミ・ヌイには生身の柊恵一と踊って欲しかった・・・。
難しいなぁ(いろんな意味で)踊る組み合わせがウサミミ×クルミ、恵一×クロミと微妙にズラされたんで昨年の感動ワン・モア・アゲインでなくてもそりゃないよってなりますわな。色だけ見ても黒基調でゴスロリクルミさんにウサミミピンクを取り合わせたのはあまりに興ざめでした。はじめから少し大まかな流れを。
予想通りOP変更(君の名前書いてるが歌→クロミ)でここは期待通り。お前の誕生日?(゚⊿゚)シラネと恵一さんに冷たくあしらわれるクロミさん。パーティーを壊そうと永代橋文也を操り参加者ほぼ全員をかぼちゃに。どうやらハロウィンネタの回収だったようだ。永代橋さんはウサミミ仮装→かぼちゃ星人に変身で素顔シーンなしだったのでダリナンダアンダイッタイ状態。 ここで白い悪魔が登場しウサミミ仮面単独召喚して倒してくれたのに報酬のメロキャンを渡さず逃亡。ウサミミの登場、恵一の姿に戻れないウサミミという展開が話を混迷に導いていく。
焦り屋敷を逃げ惑う恵一さん、気になり尾行するクロミ、うまくやり過ごした恵一、しかしクローゼットにウサミミ(トレーニング用)衣裳が!今度はクロミが焦る。恵一さん=ウサミミ仮面と勘繰っていくと全てまかり通る。ようやく核心に来たか、クロミが歌ちゃんより先に気付いたぞ・・・ここまでは有りうる運びだった。
だが、再び人間化して踊りたいキッカケがこの「疑念」だったことは非常に淋しい。ナシではないけど23話のクルミさんは夢野さんからパートナーを取り上げ、相手を隔離してでも踊りたい、独り占めしたい、ああ時間が迫る、ずっとあなたといたいけれどもうバスが来る時間、サヨナラ私の愛しき人的な熱く燃え上がり我々は萌え上がったあの夢一夜の恋を考えれば、動機が不純でした。
歓喜に身を委ねていたダンスも疑念に苦しさで涙が止まらない、のだが相手がウサミミなだけに会話がぎこちない上、疲れたカップルの探りあいみたいで「もう一度」「踊れた」という歓喜はどこかに置き去りで、二人のそして視聴者との“年に一度の再会”にするにはしたけど、なんか違う…そんなシチュエーションでした。
しかもBパート終盤は話が一気に破綻。柊様もどきの柿崎翔を本物とあっさり納得するクロミ(これが予め仕込みだったのなら分かるのだが)、味気ない別れ、終始空気読めないマイメロ、本当にバク化するクロミ(最近バク化はトレンドかw)、ピンクのコンプで強引に回収、柊家突然誕生会開催でなんだかなぁのフェイク・ハッピー・エンド(別名「あんな結末」)。

結果としてクロミの誕生日エピソードにわざわざクルミ・ヌイを持ち出す必要があったのか?という疑問は残りましたね。ウサミミバレは今回またしても見送り。クルミさんにだけは打ち明けてもよかったような気がしたんだけど。恵一さん出る回は必ずウサミミの話に換わってしまうのが恨めしい。

次回はバク・・・第32回「カッコ良くなったらいいぞな!」

スタッフは相当バクに入れ込んでるな。バクがマジで元の姿イケメンだったら番組の運命が変わるかも?

今週の歌ちゃんとあづささんブログ

今日はマイメロにS.O.SのTELしただけかい…ともにフィギュアになってるわけだし、クルミを意識するカットくらいは欲しかった。クロミもバク化することで歌ちゃんとあいこにしようと思ったのならそれは無用な配慮だな。
最近中の人のブログがマジでバク化してます。キティ“さん”とサンリオの先輩に敬意を表する辺りもマイメロ関係者ならでは。