スリム化で生き残りに成功・・・長い夜明けたモーニング娘。の新しいかたち〈前篇〉

前回の1位作「AS FOR ONE DAY」から1ヵ月後の03年5月モーニング娘。はあらたに藤本美貴を含む4名の6期メンバーを加え、過去最大の15名(2+1+0+4+4+4)の体制となった。当時は美貴様ソロ剥奪の理不尽を一番に叫んでいたように思うが、人数の増加もまた論点の一つだった。結果として同年秋さくら組おとめ組と暫定的に二分する試みもあり分割紺も行なわれたが、シングルのリリースは各2枚で打ち切り。04年は14人体制が続き、一気には人数の減らないもどかしさの中でこの日記が開設している。娘。に幽閉されたミキティを尻目にソロ組がちょうどこの時期に紅白専用ユニットを作る悪しき習慣が始まったのもこの年であったが、ひょんなことからHAPPY Xmas SHOWでごまっとう再結成を見ることが出来たのはせめてもの慰めだった。この頃から不祥事ネタがやたらとスッパ抜かれるようなる。年明けて05年、前年4期にもメスが入り、飯田・石川の卒業と銘打った興行が決定していたので12→10名まで見えてきた…そんな中また増員逆戻りが規定路線かと思われた七期オーディションだったが該当者なし、飯田が出て11名に。代ってリーダーに就いた矢口が4月突如脱退。ここで潮目が大きく変わってきた。現行の吉澤体制がここで確立、石川が去り再オーディションでも新メンバーは1名に抑えこんで10人体制は死守。しかし1+4+4+1というゴロッキーズ(死語)が塊として残り、今一歩伸び悩む状況には希望は見出せず、期待はBerryz工房一筋となっていた。同年末の紅白で事実上単独枠を失い、もはやモーニング娘。ではなくハロプロ単位で語る時代なのかという懸念のほうが強かった。なんか容量いっぱいなので06年篇(16日)つづく!