<祝☆誕>宮崎あおいさん21歳に。

今年は例年一年一本という高い壁を突き破り、彼女の主演映画を2本見てきました。今月1日に観た『ただ、君を愛してる』では静流役をまた『純情きらり』の桜子とはぜんぜん違う、メガネ・ダサファッション・ドジっ子という類型的な癖のついた役を極めてナチュラルに演じていたのが印象的でした。メガネっ子と聞くとまず引くことが多いのですが、彼女は逆にこっちを惹いていた。3/4くらい観たまでは話も情景も美しくて、何度リピートしてもかまわないと思ったんですがね、原作あるから仕方ないけどアメリカ編にもうひと展開欲しかった。メッセージとしては「好きな人がいたら離れちゃだめだ」だと思います。いま愛読中の『僕等がいた』や『僕の初恋をキミに捧ぐ』とかにすごく言えることなんで、どれを見聞してもそういう思い、せつなさに心揺さぶられる昨今です。まあ『ただ君』に関しては主役の瀬川くん(自分の中では“ジェスター・ローグ”な玉木宏氏がこちらも好演)が萌えの何たるかを少しでも知っていれば運命は変わってたんじゃないかとこれは見終わった直後に思ったことです。
30日誕は皇位継承者に沢村賞投手、あおいさんに加えコミック兼アニメの世界では塚本天満に小松奈々となかなか錚々たるメンバーの中に自分も入っているわけで、誕生年(たぶん非公表)といい誕生日といい結構力入ってるなぁと近年この時期にはよく思います。
私に関しては2日後になって学校の友達からグリーティングカードをもらったことがすべてでしたが、それでも涙が溶けるくらい嬉しかったのでした。