くじびきアンバランス 12くじめ(終)「ゆめをかなえよう。○9てん」

最終回と思わないで見てしまったが、一くじで一ヶ月だから一年で生徒会は次期生徒会に移譲と聞いたことがあったんで、いよいよそのときが来たと言うことだが、次期会長の千尋が就任を前に焦れていた。律子を小清水亜美が現会長の時と今夜はりっちゃんで…という見事にスイッチの変わる演じ分けでいつもながら心惹くものがあった。また帽子取ったカットが映えるというか、時乃の前では「彼のことは彼が決める」とか澄ましておきながら、千尋の前では正直会長の器になんかなかったけど、千尋ちゃんと時乃の言葉でここまでやってこられたと言われては断る男はいないだろう。こういうのをクーデレと言うのか。立橋院生徒会はなるまでが大変な分就任は豪華で王家の披露宴みたいな感じ?衣裳もキメてオチが付いたところで終わったが(EDでこの衣裳のカラフルなカットが追加)その場に律子はいなかった。急遽留学ということだが、なかなか会長ともなると肩の荷が下りるとは言え、ちょっと居づらいというか、海外のほうがゆっくりできるのかも…そのことも千尋にしか伝えず、移譲の場にはその場にいる自分が想像出来なかったという感じでカッコよく去るあたりが会長としてのけじめと千尋への思いなのかな。千尋にとって律子は憧れの人で一緒にもいたいのだろうけど、遠いところにいって手が届かない人。時乃は手が届くとこにいるけど同僚以上恋人未満なんだろう。生徒会長の帽子がまた重そうだが、今度は千尋が律子の言葉を胸に一年間頑張っていくんだろうな。