金色のコルダ〜primo passo〜Opus 21「もう一度、アンダンテ」

下手なヴァイオリンほど他人に聴かせられないものはない

なんとか今日明日で4話消化して日曜の最終話に間に合わせよう企画。感想も書いていきます。
日野ちゃん、再起動。切れなかった1番弦以外を張替え、気持ちも新たに…と言っても音はひどいひどすぎる。今は何も聞かないでと言われて何も聞かないでくれる土浦、月森。ヴァイオリンを続けると知って素直に喜んでくれる志水、日原先輩、冬海ちゃんみんないい人。その中にあって柚木はいつも通りヒールな反応だが、こっちののほうがむしろ自然でありがたかったり。分かってたこといっても辛いところだ。音を外すだけなら他の楽器と同じだが、下手なヴァイオリンにはあの弓の掠れる特有の不快な音があって、あれが聴く人の気持ちを逆立ててしまうのだ。

土浦、一歩前へ

日野ちゃんと共に沈んでいた土浦がサッカー部に別れを告げピアノマンに復帰。土浦は競うことが好きらしい、だからこそ勝つために音楽に専念するという道を選んだ。しかし小学生時に“大人の事情”で特別賞にさせられた思い出がしょっぱい。あ、自分の全てを否定されたって思った感覚って苦い傷跡として残りやすいね、特に小さい頃は。