金色のコルダ〜primo passo〜Opus 22「君のためのファンファーレ」

迷いがないっていいことじゃないんですか

再起動後ところ構わずアヴェマリアを弾きまくる日野ちゃんに対し、校内の雑音が日増しに悪意のある強いものになっていた…「日野自粛しろ」とか「コンクールオワタ」とかどこかの書き込みみたいだな。しかし星奏は音楽学校だからね。日野ちゃんの神経の図太さというかデリカシーの無さもなかなか見上げたものだと思う。雑音の原因は雑音にあったのだ(下手な演奏は雑音と同じだ by 柊恵一)ただ志水や冬海ちゃんの聴き惚れる反応はさすがにありえないとしても、素人のレベルは十分越えてヘタウマくらいまでは来ている。その理由の答えが魔法のヴァイオリンでの経験とするなれば、左手の指遣いはある程度出来て、アヴェマリアに関しては暗譜して通して弾ける、姿勢も力さえ加減できれば理想に近い型…ということか?なんか苦し紛れですが。

火原の友達

火原先輩の中学時代の友達の声が新八君(N・H・Kの山崎)でした。火原が中学時代、トランペットを吹くきっかけは女の先輩に惚れてという話があったがこの一方で陸上を辞めて友達の陸上大会でトランペットの応援をやっていた。最初のトランペットの実践って野球の応援のノリだったのか。しかし競争する気持ちが分からないというのは、この競争社会にとっては致命的だな。でもどこか自分と似てる気がする。楽しんでやりたいとか強調して言う人がよくいるが、夢中で打ち込むことが楽しいとは限らないし、「楽しい」と口に出すことで競争に駆り立てられる気持ちを少しでも抑えようとしていると考えるのが妥当かなぁと思ってるけど。

バイバイ柚木

「楽しかったよ香穂子、お前は最高の退屈しのぎだった」
柚木様、殺し文句を残しついに渡英。音楽を続けていれば、場所はどこだろうと心は繋がってるとか心の中では思ってるくせに(笑)最終セレに出られないどころか、23話以降の出番もないのだろうか?だとしたら哀しい…
思えば日野ちゃんが学校の雑音に怯まないのは、黒柚木のSプレイにも屈せず逃げず鍛えられたおかげかもね。