地獄少女 二籠 第24話「連鎖」

ちょww恨み、聞き届け過ぎ!!

追い込まれた人への救いの一手だったはずの地獄通信が、噂の伝言ゲームによりチープなノリでホイホイ使われるようになり、消える人が続出というヤバイ事態になっていた。当事者と疑われる“悪魔の子供”への風当たりはますます悪くなっていた。
前から感じていたんだが、対象を即地獄に流す代わりに自分も死後地獄へ流される事になるという「対価」は考えようによっては安い。だって生は全うできるんだから。刻印を見るたび去来する誰かを流した罪悪感、そして神教に基づく死生観さえクリアすればそこまで飲めないものではない。そういう考えができるとすれば、地獄通信を安易に用いる人が増えるのも想像に難くない。
しかし終盤だけに元は単純だった話が随分込み合ってきたな。すごーく可哀相な人とすごーく悪い人がいれば話成立してたのに。お嬢の「イッペン、死ンデミル?」も最近聞いてないよ。
キーマンの刑事とか明らかに話の世界観にミスマッチだ…ミスマッチだから出したんだろうけど。そして少年の話もまた来週まで持ち越し、この件が一段落する頃には物語も完結するのだろう。地獄通信はサイト閉鎖の運命なのか?