金色のコルダ〜primo passo〜Opus 25〈終〉「愛しのアヴェ・マリア」
おかえり柚木
いきなり柚木様帰ってキタ━(゚∀゚)━!!留学撤回の手続きで渡英してたとは、それでこそ柚木様!柚木「相変わらずウザイヤツだな」香穂「よかった〜」という脈絡のない掛け合いもいいですね。
ただ他のメンバーに対しては相変わらずキャラ作ってるし、長髪とか親衛隊とかウザイヤツだな(笑)
日野ちゃんアクシデント
伴奏を頼んでいた森さんが指の怪我で出場できないことに。マジで土浦が代るのかと思ったくらいだが、そこに来たのは音楽科の庄司さん。1セレのとき日野チャンを裏切った子で随分前だけど良く憶えている。贖罪か浄罪かは知らないが、特別フォローのなかった庄司さんに陽の当たる舞台、音楽を取り戻す機会が廻って来たというのは本当に良かった。
最終セレクション⇒出場者(演奏順)と「香穂ちゃんの懐古ひとこと録」と☆演奏曲
- 柚木梓馬 「自分を欺かない」 ☆ヴォカリーズ
- 火原和樹 「音楽を楽しむ」 ☆木星
- 冬海笙子 「眩しい妹分」 ☆クラリネット・ポルカ
- 志水桂一 「真剣な心の楽譜」 ☆無伴奏チェロ組曲第1番より プレリュード
- 月森 蓮 「私を導く音色」 ☆カプリース第24番
- 土浦梁太郎「親身でまっすぐ」 ☆ラ・カンパネッラ
- 日野香穂子「ありのままの私」 ☆アヴェ・マリア
伴奏者の変更で演奏順が一から七番になった日野ちゃん。ありのままの姿で演奏したいとの希望で衣裳は制服。
ほらそこ、ありのまま=裸ヴァイオリンだなんて勘違いしてないだろうな!日野ちゃんの演奏はどうなるか心配したが、至極無難に演奏することが出来ました。音外したり、止まったりもしないで。寝坊したった言うから家でも睡眠時間割いてずっと頑張っていたか。日野ちゃんにとってこれほど嬉しい観衆の拍手は今までなかっただろう。
そして全員の演奏と4回にわたるセレクションが全て終了した、終セレの結果は劇中には出なかった。
最後はステラ・クインテットの演奏が香穂ちゃんを迎え、大団円。EDはステラではなく普段はOPの曲で〆た。
まとめ
個人的には本当に楽しませてもらいました。中でも黒柚木V.S.香穂ちゃんネタと魔法のヴァイオリンで自分を偽り、他人を騙してると思い悩むうちに3セレで弦が切れ、もうヴァイオリンは弾かないと決意する流れでの日野ちゃんの心の葛藤は見応えがありました。周りの男たちのプライベートな悩みや日野ちゃんとのやり取りも、五人五色で毎話バランスよく各人に場面を分け与えられており、毎週飽きることはありませんでした。(特に黒柚木タイム)
ただ前述の葛藤を具に描き過ぎたせいなのか、復帰してからの終盤は「音楽が好き」「ヴァイオリンに恋してる」の一点張りで、最終セレクションまで来てしまった感が強いです。精神面の成長の描写が多かったせいかな。技術面の構築のほうがずっと大変なはずですが。
魔法解除後の日野ちゃんのヴァイオリンの技量、実際は数段厳しいものだろう。アヴェ・マリアは上手くできたけど、別の曲を弾くとなると今度は一から音取りしなければならないから、覚悟してね。
そういう意味では、音楽を好きになったり楽しんだりできるのは、辛い練習と弛まぬ努力の賜物なんだって事をもう少し言って欲しかったかな。
TXの日曜25時枠はこの一年(06年度)ARIA→コルダでお世話になったが、4月からはアニメ枠じゃなくなるらしい…