この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜第2話 沢城凛奈(後編)

ラソン大会ですっきり!?

凛奈最高。
凛奈、たぶん4月クールアニメの初恋だった…一番ツボだったのは、Aパートで遅刻した凛奈が教師にグランド10週を命じられて、わざわざ(?)半袖ブルマの体操着に着替えて一生懸命走ってたとこ。普通遅刻する子はかったりぃ〜とか言って制服のままダラダラ走るってのが相場なのに、走るの好きと言うことを差し引いても惚れるよ。グランド10週とか廊下に立ってろとか私の小学生時代くらいまであったけど、今は絶滅危惧ぺナルティくらいになってるのかも。でもここは離島だから遅れてると考えれば不思議はない。グランド10週なんていいじゃない、今の「放課後先生に研修室に来なさい」とか言って佳からぬこと考えてる卑猥な輩よりは健全だ。
Bパートはマラソン大会での意地の張り合い。航が万全でない状態で現れたり、コースすっ飛ばしたりして八百長レースもいいとこだったんですが、最後はうまく収まったし面白かった。レースの描写が長く凝っていて、今流行りのペースメーカーまで出るし、まだ着いて来なくなったわたるを心配し引き返そうとしるる凛奈がかわええ。ゼッケンが航は「1」なのに凛奈は「63」というのは新庄剛志氏の入団時&引退時の番号だったり…しないか。航が「どんな手を使っても先にゴールしたほうが勝者」とレース前言ってたので航が勝者なのか、航失格で繰り上げ1位の凛奈が勝者なのかは結局どうでもいいことだったような。このレース中にあったことが大事な財産、明日への羅針盤さ!「りんなが なかまに くわわった!」=寮の一員に迎えられたところで凛奈さんの話は終了。前編ツン、後編デレのツンデレの教科書のような展開なのかも知れませんが、後編の凛奈はデレというより素直な優しい一面を見せたなという印象が強かったです。負の雰囲気でジメッとしたものが、すっきり♪したのでこっちもすっきり眠れました。

次回 六条宮穂(前編)