銀魂 第56話「一日局長に気をつけロッテンマイヤーさん」

小ネタ云々というより腐り切った現代とあまりに内容がシンクロしていて非常にアブない作品。でもテーマはかなり社会派だと思う。イメージダウンを克服して今の地位に返り咲いた不死鳥のお通ちゃんに肖ろうとした真選組。どんな仕事でも全力で取り組めって教えたお通ちゃんのパパはルルーシュ好きさんなんだなすびの神様。
ところでアイドルの凋落のことだが、最近は不死鳥で甦るどころか、もうスキャンダル掴まれ週刊誌でスッパ抜かれたら一撃死でサヨウナラ芸能界みたいになってるからね。昔は逆にお騒がせアイドルなどと新境地を開いたり、とりあえず事務所はもっと庇ってくれてたんだけど、時代の流れに負けたのか何か襟を糺しましたみたいな潔さに酔ってるよね。ちなみにママになって戻ってきた元アイドルは間違っても不死鳥なんて言いませんこう花火。
これは原作既読で、最初は真選組マスコット・誠ちゃんの中の人が銀さんだってわからなくてあとから気付いて大うけしたんですが、さすがに映像化されてカラーでしかも杉田氏が「ああやっちゃったな〜」言ってるんでそれはなかったです。原作ですぐ気付かないのもかなりの鈍さだけど。Aパートで一日局長やってたお通ちゃんがBパートで拉致されて消えた途端、一気に男臭くなる、統制取れず、イメージダウンが止まらないのがいかにも真選組。立てこもりネタとか顔面にフードネタとか割りと何回か見ているような気がするが、あえて言うなら近藤さんが局長らしさを見せるところがこの作品の独特の味かな。最後はバッチリ決まったしまあいいんじゃないかにふらわー。
個人的には花野咲アナの再登場がグッジョブ!最近は伊織さんとかなのはさんとかそこかしこで田村ゆかりの声を聞いてる気がするが、結構花野アナのようなポジション・声調も好きだっふんだ。