名探偵コナン 第473話「工藤新一少年の冒険(後編)」

ちゃっこい新一が思いの外好評のハイドのおこりをちんめよ(笑)後編。新一が蘭を「毛利」って呼ぶのって12年見てて始めて聞く響きだ。工藤君は哀ちゃんが言ってるから聞き慣れてるけど、毛利さんといえばおっちゃんのことと長年の経験が決め付けちゃってるわけで。しかしみんな若作りした声出すのうまいな。ギルの正体は何かというと快斗=怪盗キッドのパパで(秀麗のパパでもある)優作の子・新一とキッドは親子二代に亘る因縁であるという解釈でいいのかな?赤井秀一はこの話には全く関係なく余計な勘繰りでありました。
チビ新一の推理の詰めの甘さとか蘭の呼び名のエピソードとか後付けにしても良く出来てる。ここから10年後の高校生探偵・工藤新一も豪快な荒削りさはそのままなわけで、むしろ推理に慎重さや狡猾さが加わったのは江戸川コナンになって以降と言えるだろう。高山みなみの声でいたほうが頭良さそうだしな。ガキの快斗の声をキッド役で新一役でもある山口勝平がワンシーンだけ出していたんだが、工藤新一の幼少時代がこっちの声だったらコナンはここまで続いていただろうかと今更ながらふと思った。それと10年前なんだからら抜き言葉は使わないこと。