お別れを言いに−ZARDの坂井泉水さん

ビーイングの事務所に行って記帳してきました。一昨日の悲報からの一連の流れに関して、日本人の行動はミーハーだと言う痛烈な指摘を見たのですが、コアなファンから見たら私を含め、にわかが何をと憤るのは当然のことだと思います。オリコンの異様なチャート上昇だって然り、正直私もこの一報を聞くなり、過去のMD出して曲聴いてみたり、当然今日実際に行ったことやここで日記に書いていることも冷静に考えれば非常に滑稽なことなのかもしれません。ただこの時何をしよう、何ができるかと考えたらそうしていたということだけは確かなのですが。日本人は故人に対し篤く悼む気持ちを持つ一方で、これはどうなのかという行動や言動も時折あるように思えます。今日も表ではDVDを見て懐古しながら涙する人がいるのに、中の遺影と献花台のスペースでは写メ撮ってる人がいるんだから。遺影の前で記念撮影はありえないのに、写メならアリなんですかね。心に刻めば十分じゃ…と思いながら小雨降る場を後にしました。
ファンレターならいつか本人に見てもらうことが可能だけれど、こうやって大勢の人が書いた想いを知らせたい当人がどこにもいないんだと思うと改めて現実の重さを感じます。私もどこか自分でけじめをというのがあったんですがまだ整理は出来てませんし、受け入れる覚悟もつかない矛盾した状態です。でも今日は行って本当に良かったと思いました。