アイドルマスター XENOGLOSSIA 第9話「鍵 盤」

名塚佳織が演じる双海亜美さんが初登場。名塚さんの役にしては結構今までなかったヴィジュアルだけど、いろいろ背負ってるものとかセリフ内容から考えたらやっぱ適任でしょう。今日は双海さんと春香さんのやり取りが中心でなかなか見所がありました。しかし双海さん、アイドルと言う肩書きながらピアノを弾いてコンサートをするというオシャレな売れっ子なんですね。こういうのみるとなんで現実にはいないとかとか思ってしまう。一方同じ亜美でも小清水亜美演じる弥生はホッシー君人形の着ぐるみにデパートで営業と諦めがつくほどの差が既についているらしい。
ここで春香と双海さんのやりとりは、アイドル=iDOL(インベル、ネーブラ、テンペスタースなどの機体)について交わされたんですが、これは実際のアイドルへも通じる痛烈なメッセージをお互いが主張していると見紛うくらいの熱の入りようで、しかも放送が偶然にも今週だったことがタイムリーなんて受け取ってしまいました。

双海さん「
large;">アイドルは人を悲しませることしか出来ないから:極論であるがまた真理か。6月に入ってまだ2日なのに相当数のファンを悲しませたアイドル、いますよね。
 真さん「アイドルと交流できていると過信するから深く傷付く
コンサートやライブ、サイン会や握手会で通じ合った気になるから…と。これは我々への警告か。
春香さん「背を向けていいの?耳をふさいでいいの?(略)ちゃんと聞かなきゃ、(略)ゴメンって言ったのか…きっと答えてくれるよ!だって、
x-large;font-weight:bold;">アイドルには心があるんだもの!」:スミマセン。私は背を向けています。耳もふさいでいるし、自分の素直な気持ちを記事にして書くのを躊躇っている。アイドルに心はあると信じている、でもアイドルは何度も悲しませられてきてもうなんだかよく分からない。そういう経験している人、少なくないと思います。春香は今この信念の元、アイドル(インベル)と良好な関係を築いていますが、その先も傷付いたり、悲しんだりせずにやっていけるでしょうか。

上に抜粋したセリフでも示すように最後の代々木スタジアムに派手な演出でインベルと共に登場した春香と双海亜美のやり取りは圧巻。亜美さんがモンデンキントに帰ってきたのが、ここでの春香の発言を受けてと取ればいかにもな展開だが、亜美さんはここを出てからアイドルとして売れっ子の階段を上っている間もずっと考えていたんだろうな。双子の真美と同じ時間を過ごしたこの地に忘れ物を取りに行く、その決意がようやくついた、そのきっかけが春香だったという事。
亜美さんの声がすると当時にEDのイントロが掛かるというのは、まさに一件落着して次のステージへの思いを馳せられる感じで◎。ただ彼女、本職のアイドル業はどうするんでしょうね。ファンを悲しませたらメッ!だよ。モンデンキントのメンツは先輩って言ってるわりにそんな年上には見えず、同い年かむしろ年下な感じの亜美さん。それでも18か19くらいは行ってるんだろうか?さらに双子の双海真美さん。こちらは斎藤桃子(ちょこ)が当てているんだが、この配役で回想だけはもったいないよね?テンペスタースに一緒に生存している可能性もある。再会とも知らずガチで戦っちゃうとかね!