Myself;Yourself #10「桜のために」

WARNING!
今更ですが、このアニメを深夜に一人で見るのは大変危険です。最寄りの実況スレに参加するか、明るい時間帯を選んでテレビからはなれて見やがってください。

マジこのアニメは何やらかすか分からない。もう絶対スクイズ越えする気満々ですよ。前回若本様全開で大笑い→アバン金朋のおさらい(しかし麻緒衣の出番ここで終了)→Aパート強欲な父親とSEXしているだけの女(byゆかりん)の家庭と心ないラブホ疑惑の嫌がらせ(教頭氏ね)に苦しみ、耐えながらも助け合う健気なゆかりん&コヤース姉弟のお話。お揃いのミサンガとか傍から見ればNice couple.に見える点とかもう一線越えてるっぽい危なさはあるが、だからといってラブホは酷すぎる。SEXしてるだけの母親の仕返しなのかな(相手の男に頼んだとか)ましてやそれに便乗したいじめ、かっこ悪い。しかしあの爽やかキャラの修輔が一瞬高杉化しそうだったもんな。ここまでがAパート。十分に重い。
Bパート。星野さんが佐菜と朱里を誘い、梶井さんが入院している病院へお見舞い。梶井さんとは7話にゲーム好きのジジイと同じ老人ホームにおいて、佐菜と星野さんに「中を見てはならない」曰く付きの箱を桜の木の下に埋めさせたあのババア。放送で鋏とかネコが行方不明の描写があったので、まさかやったのか?と物議を醸した。この7話、サブタイは先生のキャラメルなのにゆかりんのセッ○ス発言あり、猟奇ババアあり、ラストは抱き合う佐菜と星野さんを菜々香が見てしまうというとんでも展開でしてここからだな、ヤンデレ菜々香のタスケテポスト→若本祭り→今回へと加速が始まったのは。
最初は普通の見舞いの会話だったが、そこに狙ったようにりんごと果物ナイフが…そして朱里が誤って指を切ってしまう、その時だ出てきた血が黒!
あーなんかもう来ちゃったねと思いました。そうこうしているうちに佐菜が包丁で何かしらのトラウマ、恐らくは彼が封印している秘密を思い出したらしく、えらく取り乱し星野さんとともに病室の外へ。病室には朱里とババア二人。そこでババアが本性を現す!
願懸けのために鳥とネコそして人間までいけにえの標的に狙うババアの狂気(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
逃げて朱里逃げてーーーー!!ユアアーッ!! 
そこに星野さんが戻ってきて身代わりに。・゚・(ノД`)・゚・。
カメラ引き、倒れる星野さん(か〜な〜し〜みの〜)

まさか星野さんがこんなことになるとは…黒いとかフラグクラッシャー麻衣とか言って、挙句の果てにあのラブホの手紙まで一瞬でも疑ってしまったこと、悔やんでおります。何か一癖あるというイメージが一人歩きしているだけで普通にいい子なんだろうな。しかし助かってよかったものの、トラウマに触れた佐菜とこの事件直後、ロンドン行き通告を受けた朱里の傷は深く…厄介払いとは父親の保身も大概にだよな。普通に考えれば、あんな恐怖を味わった直後なのだから、PTSDなどならぬよう精神状態の安定を図らねばいかんのに。彼女の頼みはもはや弟の修輔のみ。修輔はどんなことがあっても朱里と運命を共にすることを誓うのだった…(つづく)
最後キスするかと思ったね。もういっそ一思いに。学校で家で居場所がなくなった朱里と修輔はもう桜乃杜(このお話の舞台)にいられないほど追い詰められてしまった。つーか佐菜と菜々香だけでも何か秘密があって危なっかしくて、むしろこの双子は序盤コミカル担当かと目されていて、子安とゆかりんのやり取り聞いてるだけで和む感じだったのがな、ここまで重い展開になるとは想像すら出来なかった*1。あのーバンド組んで学祭でOP曲演奏するんじゃなかったんですか?なんて冗談もどこか空しい。もう野沢尚の青い鳥ばりの明日なき二人の逃避行なんてものも悪くはないかなって思います。今回金朋や雛子を一切出さなかったのは演出の意図だとわかるけど、こういう話でさえろくに絡んで来ない小清水さんって何なんだろうね。

*1:逆説的に考えれば、こういう展開が先にあればこそのキャスティングなのだろうが。