灼眼のシャナII 第14話「永遠の恋人」

池君で手を打っておけば間違いないのにな、それなのに吉田さんってヤツは。無理しやがって…だから“吉田さんはいらない子”って言われるんだな。零時迷子や徒とはまったく無縁の吉田さんが自分の悠二への思いだけで「あなたもそうなんでしょ、わかってください」と諭したところで彩飄フィレスが引き下がったとすればそれは大金星だが、それでは逆にシャナやヴィルヘルミナマージョリー・ドーの立場がなくなってしまう。清秋祭が終わりいい感じでまとまりそうだと思って観ていた所為でもあるが、だいたい良く考えてみろ。吉田さんができる子なわけないし、清秋祭が終わったとなればいよいよかったるい学園ラヴ※路線から本気の戦い路線転換へのゴングが鳴ったと見るべきだろう。ヨーハンだっけ?彼はミステスにならず、人間のままで愛し合っている未来は描けなかったのだろうか。永遠って万物が永遠でないからこそ、存在する概念として、しかも美しく儚く在れるのだから。これがヨーハンとフィレスに限った問題で収まらずに、シャナと悠二の関係にもいずれこのような転機が訪れるのとしたら、今回のエピソードは重要な伏線となるだろう。まずは悠二が普通の状態に戻らなければ話にならないが。最後に「ヨーハン、来て」と迫るフィレスを貫いた銀の手…これはシャナが手を下したと思いきや悠二の体から出てきたという。無意識下の拒絶反応か、ヨーハンの意思か?悠二はこれからどうなるのだ?
そして、ついに次週近衛史菜の正体が明かされる!!まあヘカテー以外に何があるのだといったところでしょうけど(笑)能登の見せ場でもあるので、来週も感想書きます。