true tears 第8話「雪が降っていない街」

愛ちゃんの勇気があ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁあ

なんてこったい、8話前の時点では乃絵・比呂美・愛子3人ともまだ可能性あり、誰を推してても希望が持てるはずだったのに!ここまで乃絵ルートを突き進まれるとは…クラナドの朋也以上に他のヒロインを絶望に追いやったよ眞一郎は!乃絵の可愛さは異常だけど眞一郎があそこまでデレるとは思わなかった。
まず愛ちゃんがフラレたことが6分で判明。キスするほうもあれなんだろうが、なかったことにはひどいよなあ。まだ退場だなんて思ってないからね。しかし心の傷が溶けるまでゆっくり見守ってやる的な三代吉の態度といい、そのあとの出番がないことといい、学校違うし乃絵や比呂美とも面識ないし、眞一郎が今川焼きあいちゃんに足を運ばないことには始まらないので、非常に厳しい。みよきちに許してもらって復縁という線が濃いが、逢った時からずっと好きだったんだから、諦めないでがんばれと言いたい。今は明暗分かれてるけど乃絵も比呂美もどこか危なっかしいから漁夫の利って事もあるさ、きっと。とにかく7話で燃え尽き、後は空気とだけはなりませんように。

乃絵のほうはビックリするほど順調でリフレクティアの2番→Cメロ→大サビがかかる好演出で眞一郎の絵本を二人で眺めるところなんか、どこかの最終回よりよほど最終回のハッピーエンドらしい気がした。しかしここまで二人が気持ちが通じ合って意気投合できるとは、ばっちゃと雷轟丸の後押しがあるのかもな。舞台が富山なんで日本海に雪山が見えるシーンとか設定が生きてますね。いつも二人でデレデレしてるんだけど、嫌らしくなくてむしろ乃絵のいきいきした表情を見てるとはむしろ爽やかな気持ちにもなったりします。

しかしその事実を本人から知らされず、ラブラブ2ショットで知り、遠くから眺める比呂美の心は沈み、病んでいく。おなじみとなっているママンのいたぶりも健在でまた父親がいらんこと言うなよなホランド。比呂美を生みの母と似ていると褒めたシーンでまさかママンが脇にいるとはな。とにかくママンと眞一郎と乃絵の顔は見たくないのに、学校でも地獄、家帰っても地獄。仮の宿りの比呂美には引きこもるにも場所がない。4番アニキを誘って捌け口を求めようとするんだが、アニキもどこか比呂美と付き合うことに消極的というかな、アニキの本心もあまり見えてこないんだよな。比呂美がシスコンって言ってたけどこっちも実は妹を取られて相当ショックなのかも知れない。かもしれないどころか間違いないか。すごい諦め感の漂う二人が、休日の学校で幸せ絶頂のカップルと出会う。乃絵はあいかわらず比呂美には高圧的で容赦ないな。アニキがせっかくフォローしたのに。眞一郎とアニキもどこかピリピリしてた。

意を決した比呂美はママンに何をするかと思ったら、家出の宣言でした。正直刺すなんて一度でもよぎった自分はどうかと思うが、比呂美は他が悪くて理不尽でも、自分が退くタイプ。下手な修羅場よりよくわかる。しかしここからが危なくて、比呂美がアニキをもうどうなってもいいかの如く誘う。もう一線越えてもおかしくないが、雪道二輪で連れてっては事故フラグ。積雪時は乗らないというか、雪ある地方では車のタイヤの交換と同じくらいの常識でそんな事故すら起きないほど。何かあったらいくら眞一郎と乃絵がうまくいっててもただでは済まない。しかも二人にちゃんと見せたし。これが二人を見た最後の(ryとは予告を見る限りならないけど予断ならない状況は続いてるとみていい。とりあえずそうでもしないとママンの改心&眞一郎の翻意はないのは事実。乃絵の冬が終わる頃…やアイキャンフライ発言もなんか意味深だ。

今週は乃絵一人勝ちでしたが、正直絶望的なまでに黒化&死亡フラグの比呂美と、絶望的なまでにスルー&退場フラグの愛ちゃんとどっちがキツかったかな。愛ちゃんはあれ?で終わったからな、比呂美は名塚スキー的にはショックではありながら名塚が見せ場を作ってると感心もしてみたり。黒さばかりが強調されているが、押し殺した心のモヤモヤ感が絶妙で、個人的にはストロベリー・オンザ・ショートケーキ内山理名がやってた役と被る。ただバイクで本命忘れるため年上の男とエッチしに行ったの思い出しただけなんだけど、ヒロインはどっちも電波だし。しかしまた長い一週間待ち、次回はもう三月か。雪が溶ける頃には最終回と季節がマッチしてるのも素晴らしいし、春にはみんなどうなっているか想像するだけでゾクゾクする。