BAMBOO BLADE 〈終〉第26話「“それから”と“これから”」

最終回OP無し、EDがOPというttと同じ仕様=名作の法則。でも最後のあんこ入り☆パスタライス♪が・・・視聴に関してはAT-Xで出遅れた初期の補完ができたのであとはリアルタイムで26話全部見ることが出来た。感想はそうは行かないわけだけど、いつものことか。終盤のオリジナル展開に関しては敗戦回(23話)→葛藤回(24話)→リベンジ回(25回)とアニメ的な流れだなと感じながら見ていました。大会では第2ラウンドまで戦ったみやみや→外人より、珠姫→凛のほうはややあっさりしてたのが気になっていたのですが、最終話に凛さんと珠姫のシーンがあったので真綾さん的にも良かった。とにかくブレイバーとシナイダーの演出は毎度熱かった。
26話で、意外だったのは秋から冬を通り越して、春。ちょうど今から実社会で始まる新学期の季節になっていたことでしょう。前話の流れからして、さよならコジロー先生みたいな引き留め中心の話で最後は剣道部は一つ!で締める話かなと思ってましたが、春まで時間を持っていったことで、話の幅が広がり、その間のことが会話の中からわかってくる、視聴者はエーッ!だけど登場人物はもう過ぎたことだからむしろ冷静というとギャップを仕込む見せ方も楽しく、終始最終回らしい展開だったと思う。
コジローは秋で顧問を辞め、吉川先生に部を預けてました。先週の予告が実は本編に繋がっていた。吉川先生も最初は東さんの担任という立場で、剣道は…みたいな感じでしたが、剣道の世界にここまで入ってくるとは!役柄のウエイトもウナギ上りでした。この吉川先生が妊娠!相手は誰だ、まさかコジローか?と思ったらドゥギー石橋先生かよ。手早すぎだし、なんか雄叫びとか上げてすごい激しいやつやってそう(何言ってる自分!)産休の吉川先生に代って禊ぎの済んだコジローが復帰と。さよならじゃなくておかえりコジロー先生でした。
部にも変化があって、部長は新3年の紀梨乃から新2年のダン君へ。卓球部なくてやむなく入ってきて、和み系キャラクターだったダン君がね〜でも男を上げたし、今なら不思議と納得できる。勇次はやっぱ新八だからリーダーより補佐役か。剣道部二組めのカップル間近と勝手に思っていた勇次×珠姫ですが、今日は何もなかったなー。半年の時間は進展するには十分だけど、タマちゃんだからな。勇次もまた困ったことがあればいつでも力になるよ程度のスタンスで止まっていそう。まあ剣道アニメだし、余計なお世話ですね(笑)
新学期ということで新入部員候補が道場に来て、改めてこの部の人たちってなんだ?と問い質しおさらいしたものも恐らくやりたかったことの一つ。男の名前誠っていや普通だけど自重wセパタクローがやりたかった女の子の方も向こうっ気が強くて、バンブレ通して女性キャラは濃かったといえるからその例に漏れずという感じだった。使われなくなった剣道用具貰ったから始めたというのは林先生もそうでしたね。ちゃんと諭せるコジローとか初めは考えられなかったが、随分成長したな。半年間相当苦労したのかも。さすがにこの新入生二人が岩佐と外山のbrother&sisterというのは都合が良すぎはしないかと思うけど、特に終盤、スタッフは岩佐と外山をそこまで理不尽なワルに描こうとはしていなかったので、最後まで彼らを忘れてなかったというか。自分の剣道着で弟や妹が楽しく部活を出来たら悪い気がしないだろうし。ちなみに岩佐は自分にはずっと湯浅って聞こえていました。
そしてCパートには、新たな戦いの予感が…見かけない人ですが、噂の(?)原作に出てくる強力なライバルかな。原作ファンのオリジナル含めたアニメの評価、原作のストック次第ですけど、続編作って欲しいですね。今まででもっとも頼りになる男を演じた石田彰をはじめとするレギュラー陣、町戸のメンツや準レ中原、ゲスト名塚など声優単位でも非常に楽しめました。このアニメに携わったスタッフ・キャストの皆さん、半年間どうもありがとうございました。