ギャルゲの主人公のように元大リーガーを落としていく星野仙一

http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20101126-OHT1T00009.htm
「一緒に歴史を作っていこう!」で同時に二人のヒロイン(帰国子女)を落とすなんて、恐るべき主人公補正。昔なら東北になんてと敬遠されたところでしょうに、時代が変わったのか、元大リーガーが深い傷を負っている設定で星野が優しくしてあげたから落ちたのか。
ところで、これから新しい指揮官にアピールしていくはずの元々の二遊間の選手たちは一転、選手生命の危機です。高須、草野、内村、渡辺あたりかな。代打や代走、守備固めで生き残れそうな選手もいるけど、一人くらい中日に欲しいな。元々オリックス後藤の話なんてなかったみたいだし、監督と同郷なだけでその球団に行くなら、内川は広島に入ってるでしょう。楽天はブラウン政権下で出番を見出だしつつあった若手の選手もしばらくはお預けですね。強くなれば星野は称賛されるけど、ダメならかつて讀賣が4番打者の墓場だったように、楽天は大リーガー崩れの墓場といわれることでしょう(すでにOB会員に藪、福盛、ノリ)。

一方2004年に続き、レギュラーシーズン1位以外のパ・リーグのチームにまたしても敗退した落合ドラゴンズ。来季が契約最終年の落合は選手を褒め殺し、理不尽システムが絡みついた日本一は相手にせず、2年連続リーグ優勝を目標に据えたようです。負債を切って浮いた10億の資金で今後どんな補強を仕掛けてくるかわからない讀賣を阻止するのが第一だから、その考えは間違ってないでしょう。しかしチェンの去就が微妙だったり、横浜の田代に逃げられた末に川相さんの後任の二軍監督がイケメン・井上だったり、来年も和田さん・森野・ドアラ頼みで岩瀬はだましだまし起用では強くなれる気がしない。

後藤が残留しそうなオリックスについても触れておきますかね。オリックスとかけて、振られまくった男と説きます。その心は・・・女に立て続けにほかの男(仙一)のもとに逃げられた挙句、自棄になってしまい、好きでもないフリーの女(李承※=※は火へんに華)と一夜を共にしてしまった・・・。報道を聞いた感じではそんな印象です。カブレラの引き留めが先決であるはずなのに全く補強の方向性が見えない。ドラフトでもフラれ、傷心大リーガー争奪戦でもフラれ、オフでは負け組になっているオリックスですが、金をかけて獲れば強くなるとも限らないですし、現有戦力で巨大勢力を倒すことこそプロ野球の醍醐味。楽天ソフトバンクには負けてほしくないなあ。