アマガミSS〈終〉 第25話(上崎裡沙)「シンジツ」

さらばアマガミSS、半年間ありがとう。
1話でどうするねん?と思っていましたが、いきなり告白の出落ちから始まり、駆け足ながら上手くまとまってました。
多分これ以上はないくらい無駄のない構成でスタッフの本気を感じました。ED使ってみんなに謝るとか見事だったね。絢辻編から急激に良くなってきたのが惜しいです。いま森島先輩編を作ったらまた違うものが出来そうな気がします。
2年前の失恋から恋愛に奥手そうにしていた橘さんはモテモテだったという事実がニクいね。裡工作のシーン、まさか6人に同じ手を使って諦めさせるとは。呼び出したのは放送順だったから、最後は返り討ちにする絢辻さんを期待してしまった。しかし未来がどうなるかは紙一重だなあ。結果論としては1枚の写真で「ああそうなの」となってしまった時点で彼女たちの中で橘さんはまだそこまでの存在だったのか、他人の情報をエセとも知らず信じ込むほど浅はかだったのか。実際には自分で確かめたり、諦めなかったりした人が6人のうち1人は居て、それが各々のベストエンドにつながる物語を作っていったのかも知れないですね。全部は映してなかった写真の中身が「アッー!」なものだったらみんな手を引いて納得だけど(笑)
上崎裡沙ですが、6人とまた違った魅力があるし動くと思った以上に可愛いかったけど胸がなあ・・・。あとはずっと前から好きで見ていたことや本人曰く、橘さんを思っての数々の行動をどう受け止めるかでしょう。橘さんは100%肯定的に受け止めて、その上でしっかりけじめはつけて創設祭を一緒に見に行こうと自分の主張も取り下げなかった。まさに理想的かと。しかしこれがひとたび怒りのほうに針が振れたらこうはいかないだろうし、このカップルがその先問題なく続いていくかどうかもまた別問題。難しいものです。大事なのは「行動」でしょうか。
TVでの放送は今回で終了。久々に2クールアニメを完走しました。アマガミをアニメという形で届けてくれたスタッフの皆さまには感謝です。今日はアニメで7回(2年前やら10年後も含めるともっとたくさん)見てきたクリスマスイヴ&クリスマス。貴方は誰とどんな創設祭を迎えますか?