レイサム、再び。

あの日見た外国人の名前を僕達はまだ知っている。

まさかあのクリス・レイサムが再び脚光を浴びる日が来るとは(笑)
昨日は野本の超ファインプレイとか森岡プロ初お立ち台とかいろいろあったがマートンが全部持っていった。
しかもレイサムが偶然この日38歳の誕生日だったことから、レイサムへのオマージュとかリスペクト説が出てマジ腹が痛い。
つい最近のことかと思っていたが、レイサムのプレーは2003年5月21日の福岡ドームでの讀賣×ヤクルト戦のことで、もう8年も経っていた。この時讀賣は原一次政権最終年、圧倒的な戦力で就任していきなり日本一になったあと松井秀喜ヤンキースに行って、その縁でヤンキースから獲得したのがレイサムだった。讀賣はこの試合自体は勝ったものの2003年は優勝を逃し、原は退任した。あの時まさかの失点を喰らった尚成の憮然とした表情は今でも忘れられない。レイサムは2004年もなぜか残留したものの二年目は一軍での出場なく帰った。しかしこの「レイサムビーム」の印象は鮮烈で、昨日は野球を知るファンの誰もが彼の名前を思い出した。
しかしやらかしたのが昨年年間最多安打を更新した優良外国人・マートンというのがなんとも微妙。メンチやグスマンならもっと叩けるだけ叩けたのだが、これで一転ネタ扱いされたり、ただでさえ今年はパッとしないのに本人が更に自信を失っては可哀想。この試合ではマートン以外にも責められるべきエラーが続出するなど、ある意味チーム全体が傾いている時だけにチーム全体の建て直しが不可欠といったところだろうか。