グスマン、待望の二軍落ちの日

Q.グスマンとは何だったのか?
A.セサル2世だった

開幕して45日、32試合消化したところでついにこの日がやってきた。
我慢してありもしない復調か覚醒を待った落合監督だったが、昨日グスマンを下げてライトに入れた野本の好プレーを見て何かを悟ったか、伸び悩むTGを尻目に2位まで浮上してきて本気を出そうと思ったのか、ようやく英断(まあ誰が見ても当然かつあまりにも遅すぎる判断だが)を下した。
これで外野はようやくセンター・ライトの2枠を平田、野本、堂上剛にこの前上がってきた藤井、近々上がるらしい小池あたりで争うという普通の状況に戻る。ここまでは理不尽な采配に実力を発揮できなかった選手もいただろうが、そろそろ誰かしらに頭角を現してほしい。できれば不調の森野に代えて3番を任せようと監督に思わせるような選手よ、出てこい!
グスマンは二軍での再調整を命じられるだろうが、もう一軍には来ないでいただいて結構です。ところでもう一人カラスコ(背番号48)という新外国人がいたが、彼は二軍の試合に7試合、9打席しか出ていないようでこちらも一軍で見ることはなさそう。はじめから外国人野手はブランコだけで十分だって、知ってた。

レイサム、再び。

あの日見た外国人の名前を僕達はまだ知っている。

まさかあのクリス・レイサムが再び脚光を浴びる日が来るとは(笑)
昨日は野本の超ファインプレイとか森岡プロ初お立ち台とかいろいろあったがマートンが全部持っていった。
しかもレイサムが偶然この日38歳の誕生日だったことから、レイサムへのオマージュとかリスペクト説が出てマジ腹が痛い。
つい最近のことかと思っていたが、レイサムのプレーは2003年5月21日の福岡ドームでの讀賣×ヤクルト戦のことで、もう8年も経っていた。この時讀賣は原一次政権最終年、圧倒的な戦力で就任していきなり日本一になったあと松井秀喜ヤンキースに行って、その縁でヤンキースから獲得したのがレイサムだった。讀賣はこの試合自体は勝ったものの2003年は優勝を逃し、原は退任した。あの時まさかの失点を喰らった尚成の憮然とした表情は今でも忘れられない。レイサムは2004年もなぜか残留したものの二年目は一軍での出場なく帰った。しかしこの「レイサムビーム」の印象は鮮烈で、昨日は野球を知るファンの誰もが彼の名前を思い出した。
しかしやらかしたのが昨年年間最多安打を更新した優良外国人・マートンというのがなんとも微妙。メンチやグスマンならもっと叩けるだけ叩けたのだが、これで一転ネタ扱いされたり、ただでさえ今年はパッとしないのに本人が更に自信を失っては可哀想。この試合ではマートン以外にも責められるべきエラーが続出するなど、ある意味チーム全体が傾いている時だけにチーム全体の建て直しが不可欠といったところだろうか。

トレード日和

http://www.seibulions.jp/news/detail/4449.html

トレードのお知らせ|埼玉西武ライオンズ
お昼の段階では小野寺ヤクルトに金銭との報道のみで大沼横浜放出に次ぐ俺達放出→解体か!?というのが専らの話題だったが、2,3時間もしないうちに4人を巻き込む三角トレードだったことが明らかに。
2件のトレードを一気に成立させた西武が得をしてる印象。阪神は江草勿体なくないのかな。中継ぎで連投が利く左腕ですごく使い勝手がいいイメージがあるが、ルーキー榎田が今はいい感じで働いているとしてもあまりにも見切りが早くはないだろうか。そもそも今回内野手を欲しがった一因が高濱放出にあるのだとしたら、本当にコバヒロは暗黒への使者だな。
ちなみに一昨年にもL水田⇔T藤田にいう似たようなトレードがあったが、その水田はさらにトレードされて現在ドラゴンズに。今回の黒瀬も県岐阜商出身(和田さん、英智の後輩)だし阪神が使いこなせなければ同じパターンで中日入りもあるかも。
鬼崎は神宮で試合に観たときショートスタメンで出ていたが、中島のいる西武ではスタメンは無理だろう。中島メジャー後に備えているという憶測もあるくらいだ。ヤクルトのショートは川島、川端、荒木、森岡とそれなりに揃っている。ところで藤本はどこ行った?もしどこも悪くなくて出番がないなら阪神に返してやればいいのにね。

ノリさんどんだけ幸運なんだよ

横浜終わったな・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000002-spnavi-base
まさかまさかの横浜入り。しかも独立リーグ入りでもなく育成でもない契約で。
今年の横浜は現在最下位であるもののそこまで壊滅的ではないし、むしろ村田やパ・リーグから来た選手を中心にいい雰囲気ができてたところなのにもったいない。
しかも空いてるポジションがあるわけでもなく(一塁=ハーパー、三塁=村田)、おそらくフロント主導の人事に現場は大混乱になりそう。
ノリさんにしてみれば、二度目で慣れもあるし、横浜で尾花監督だし中日時代のように畏まっていい子を演じることもないとか思っていても不思議ではない。
ネタ的には面白いが、お互いのニーズがかみ合うかどうかはかなり微妙。
本来なら岩村がまったく使えない楽天が再獲得すべきだったと思うが・・・。

佐伯さんごめんなさいの日

【試合前】
6番ファースト佐伯

  • は?落合狂ったんじゃないの?6番と7番(グスマン)自動アウトじゃん。

【試合後】
佐伯今季初安打含む4安打、9回には先頭打者でチャンスを作り、この回二度目の打席で逆転の決勝打でヒーローに。

  • 佐伯さんマジでごめんなさい。なんで中日に来たのとか若手に一軍枠譲れとかずっと思っててごめんなさい。牧田に対してスタメン起用した落合の眼力も素晴らしかった。でもグスマンは要らない。

9回表からは別の試合のようでした。
最初は牧田に一矢報いれば御の字だった試合が鮮やかな逆転勝利へ。
負けていても安打で鼓舞してた佐伯さんと荒木の姿勢が伏線となったのかも知れません。
グラマンとの対決は選手生命を賭けた分岐点と見てましたが、見事に応えてくれた。
佐伯さん、ドラゴンズを勝ちに導いてくれてありがとう。

「元バンドル」ZONEが10年後の8月に再結成

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000004-dal-ent
きっかけは東日本大震災とのことだが、「あの花」EDにsecret base(当時はシクベとか言われてた)のカバーが使われちょっとした話題になったことも関係しているだろう。便乗返しみたいなものか。
惜しむらくは当時のメンバー4人全員が揃わないこと。一回入れ替えがあったから2001年のメンバーからだと2人だな。今回10年経つわけだしもう家庭を持っているとかなのかな。現実はなかなか超平和バスターズのようにはいかない・・・。
あとは以前のイメージをどれだけ維持できるかどうか。数年前ボーカルの子が音楽番組でsecret baseを歌ってたけど、実年齢よりもケバい感じで、声も大分低くなっていた。超劣化バスターズなんてことにならないといいけど。
ちなみに一番10年の重みを感じるのは、オリジナルのほうが主題歌だった昼ドラ「キッズ・ウォー」でやんちゃな少女を演じていた井上真央が朝ドラのヒロインを張っていることだ。

「がんばろう東北」とは何だったのか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000004-spnannex-base
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110519-00000035-dal-base

星野仙一の罪状

  • 全盛期を過ぎたメジャー帰りの野手2名を口説いて獲得するも不発
  • 岩隈に登板の度に120球以上投げさせて破壊「ワシが壊した2011」
  • 謎の助っ人サンチェスのクローザ―での起用
  • ファンを不快にさせる暴言、破壊行為
  • 本拠地で何としても倒されければならないはずだった讀賣にまさかの連敗←今ここ

もう讀賣に勝てない星野なんてやめちゃえばいいのに。
稼頭央・岩村の衰え、先発を壊す完投指令など周りはやめとけって言ったのに、聞かないからこんな位置にいるんでしょ。
東北の人になんて言ったんだ!とか選手たちに八つ当たりしてるらしいけど、あんたが謝れよ。田淵を二軍に送るとか本気でチームにメスを入れろよ。
調子のいい時だけ引き合いに出される「東北のみなさん」は本当に迷惑極まりないです。
勝負の世界だから負けるのは仕方のないこと。大事なのは怪我人を出さず、負けても選手を責めない、明るくフェアなチーム作りなんじゃないんでしょうか。
そういう意味では決して選手を責めず、ベース投げや砂かけでファンの心を癒してくれたマーティー・ブラウン前監督は懐かしく惜しいキャラだったと思います。
同じくらい弱かっただろうけど、きっとKスタでは渡辺直人や若い選手たちがのびのびと躍動していたことでしょう。