浅尾続投じゃダメだったのか

http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2011071301/stats
どうしても勝てない東京ヤクルトに一旦勝ち越されるも10回の途中経過を見たら5対5。当然引き分けとかと思ったらサヨナラ負けしてた。負け投手は浅尾だが、打たれたのは岩瀬。2イニング目の浅尾がランナーを溜めながらも二死を取ったところで岩瀬に交代。結果は四球、安打であとひとつが取れずサヨナラ負け。現地で見ていたファンはどう思ったでしょうか。
日本記録を打ち立てて、岩瀬は勝ちに貢献して記録を伸ばしたい、落合監督は勝っていく過程で記録を伸ばさせたいと思っていることでしょう。しかし最近は岩瀬が出るとファンの私でも負けを覚悟し、現実に負けてしまう試合がポツポツと出てきました。まだまだ続くシーズン、岩瀬の復調がないとは言いませんが、やはり配置転換なり再調整を考える時は来てます。「2位じゃダメだ」と思っているなら動くのは早いに越したことないです。
ただ、抑えの世代交代を進めるには高橋聡文の復帰が必須です。彼が戻らない以上、セットアッパー時々ストッパーの浅尾と3点差or1アウト限定の岩瀬のような起用法で凌ぐしかないのかもしれません。鈴木や小林、泡様、三瀬も8回を任せるまでの信頼は得てませんし。最近他チームでは先発投手の抑え転向が流行ってますが、ローテの一角を切り崩してまで抑えを捻出しなきゃいけない状況かというとそれもまた違うような気がします。とにかく切り替えて、明日はどんな形であれ神宮で一勝しましょう。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。〈終〉 第11話「あの夏に咲く花」

10話までの評価を維持したまま見事に着地させたスタッフに拍手です。予想外な部分をありながらも要点は押さえていたというか。自分としては感動というよりすごく穏やかで優しい気持ちになれた感じです。
あの日のことは断片的ですが、つることぽっぽから語られました。いろいろじっくり見直して繋いで解析しないとはっきりしない面もありましたが、2時間ドラマでもないわけだし、今さらトラウマシーンでもないのでこの程度の描写でちょうど良かったのでしょう。
花火=成仏じゃなかったと知りながら、バスターズの面々がそれぞれ自分のエゴで成仏してくれればと考えて動いていたと自省するシーンは絶対必要なシーンだったし、これがあったからこそ物語は収束する方向で加速したと思います。だからお金を工面して花火を作る努力も決して無駄じゃなかった。正直最初はゆきあつが個人でじんたんを呼んでまた「めんま成仏しなかったじゃないか!!」みたいつかみかかっていたらどうしようかと思いましたが、さすがに一歩大人になりましたね(笑)
全編を通じてゆきあつはネタ的に大活躍でしたが、彼のめんまへの愛が若干偏執的で、ワンピくんか&女装という手段が若干変態チックなことを除けば、次に目立っていたあなるも最後の最後まで本当の気持ちを隠してきたつるこもぽっぽも根は一緒なんだと思います。誰かへの憧れとそれが叶わなくて屈折した気持ちを抱えて10年間生きてきたという。直接言及はなかったけど、つるこのダサい眼鏡が小さい頃のあなるへのオマージュだったら(当のあなるはイメチェンしてるし、伊達メガネならなおさら)これまた恥ずかしい、ある意味微笑ましい話ですよ。
しかしめんまの願いの確信が涙とは、最終話に来て名作「true tears」と涙でつながった。「あの花」=「涙を失った少年の物語」、「最終話でじんたんが流した涙」=「true tears」という解釈もアリでしょう。人が涙を流すのは心が震えた時という言葉は今でも忘れはしません。「true tears」との大きな違いは「涙」というテーマがはじめから出ていたか伏せられていたか。はっきりは言えないですが、1話からじんたんを見直すとわかることがあると思います。とりあえず自分はじんたんを軽いひきこもり→やればできる子とかめんまとあなる2人の女に好かれるリア充とかTシャツの柄ばかり見ていたので、ほかの感想ブログのほうが詳しく書いているかと思います。
故人の想いとか願いを胸に秘めて生きるというのは、とても深くて難しい、言いかえればエネルギーが必要なことだと思います。じんたんはこれからあなると付き合うのかも知れないけど、まだこの一件でスタート地点に立ったばかりなわけだし、めんまに生まれ変わって嫁にという気持ちをどう昇華させて生を刻むのだろう。亡くなった時、節目の時は故人に対して殊勝な気持ちになるけど、いざ普段の生活を省みるとあの日の想い、誓いは反故にしていたり、片隅に置きっぱなしにしてそのままだったりということは珍しくないです。かといって過度に意識して引き摺るのもまた違うような気がする。10年後も20年後も泣いて笑って怒って、女装するやつもいるけど「いつか帰るところ」に集まれる仲間がいたら、それで十分なのかも知れません。
最後にめんまとみんなの別れはつらかったけど、同時にこのアニメとの別れはつらいし、同時にすっきりしてまた日常へという活力も感じるラストでした。オリジナル作品はやはり良いものです。スタッフ、キャストの皆さまありがとうございました。

ゴマキちゃん活動休止へ

http://www.sanspo.com/geino/news/110622/gnj1106221340024-n1.htm
ケリをつけるのはいいことだと思う。avexに移ってからの泣かず飛ばずの状況は、もちろん家族の事情で本業に専念しきれなかった不運もあるのだろうが、やはりモー娘。とともに昇り、堕ちた象徴である「ゴマキ」から抜け出せなかった事実は重い。脱いだことがあったけど、決意してという割にはかなり中途半端だった。今ハロプロで残っているやつはたいてい結婚するか、バラエティに出て稼いでるかくらいで、女子アナになってる例外もいるが、歌で一人前にできてるやつは誰もいない。アーティストでみたいに抵抗してたゴマキちゃん、加護ちゃんあややあたりは可哀相なことになってる。ソロで売れ続けるなんて夢物語だったね。ところで安倍さんは最近何してるんだろうか?
公式に直筆メッセージを出しているが、後藤真希本人が「ゴマキ」を使っているのはすごく驚きというか、違和感を覚える。というのも昔ゴマキとか掲示板に書くと「ゴマキ言うな」って返されるのが常識でゴマヲタからすれば「ごっちん」が公式で「ゴマキ」は一部マスコミが若干の揶揄を込めて使う呼称みたいな感じだったからなぁ。まして使うはずもなかった本人が使うようになったのは時間の流れと心境の変化なんだろうか。

ちなみにこんな記事も・・・
高橋愛、ゴマキの活動休止「知らなかった」 : 映画ニュース - 映画.com
高橋(笑)まさに「愛のバカやろう」だね。
高橋のほうが地味でも生き生きしてるところを見ると腐ってもモー娘。ブランド―しがみついてる者が強いということなんだろうな。

今年の交流戦は大収穫!の日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110619-00000030-spnavi-base
引き分けかと思ったら小池さんサヨナラホームランキタ〜!!
凄い締めでした。14勝10敗の4位、負けそうでも引き分けそうでも勝ち切った試合が多かったのが印象的だった。
整備された投手陣はもちろん怪我人、不調を脱し切れない選手が多い野手陣も佐伯、平田、堂上兄弟、小池、小山と交流戦になってから上がってきて活躍をした選手が目立った。落合監督の選手起用の冴えとそれに応える選手という図式が劇的な勝利を生み、度々いい流れを引き寄せていた。特に平田が連夜のサヨナラ弾後も萎まず、レギュラーに定着してくれたことが大きい。ソフトバンク戦も1つ勝てて、岩瀬のセーブ日本新記録達成が見られて良かった。
リーグ戦では

  1. 井端に続き森野にもメスが入るのか
  2. 高橋聡文待ってるぞ(tanisigeも)
  3. ヤクルト戦は全力で勝て!

当たりが見どころ。オーダーに閉塞感のあった交流戦前とは違うんだから、当然期待してます。
余談だが、小池選手のホームランに横浜高校の同期・松坂投手がツイートしてるんだね。ドラゴンズは小池選手のほか、川井−小山バッテリーも松坂世代。今はリハビリ中だろうけど松坂投手もがんばれ。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第10話「花火」

「花火」とは何だったのか

夢中でひとつの目標に向かって必死で作った青春の結晶、とでも言うべきなのかな。すごく美しかった。
これではちょっと綺麗すぎるが、とにかくみんながゴールテープを切ろう、過去を吹っ切ろうと必死だったのは事実。実物が見えるじんたん以外に関してはめんまとの別れというより、めんま絡みで長年もやもやしていた自分との別れだったりするんじゃないだろうか。成仏させたいのは嫉妬とか断ち切れない思いだった、みたいな。
めんまは結局消えなくて、じんたんはホッとしてゆきあつは超焦ってるわけだが、花火を打ち上げることとの相関性ってないじゃん。みんなの利害が一致して信じ込んでいた分、じんたん「待て!」ゆきあつ「いよいよだ」という“入った”感じになるんだろうが、花火が上がってめんまが消えるじゃファンタジー過ぎるよね。別に某ガジェット研究所のような科学性を求めてるわけじゃないが、その晩に誰も気づかないところでスーッといなくなって、朝起きたら消えてたというほうがアリなんじゃないかな。というかそうでもしないと来週まとまらないでしょう。Aパートでめんまが居なくなって、Bパートで後日談とかできるのだろうか。

本間家の再生

めんまファミリーについては弟がいい具合に存在感を発揮して綺麗にまとまった。でも、尺があればもうひと悶着くらいあって良かったかも知れない。「ふざけてるわね」の名言を残しためんママが花火を見に来るとか感慨深いし、めんまと弟との対面も実現した。ただ、めんママの超平和バスターズへの負の感情の根源かと思われた「あの日」にあった出来事に関しては謎のままだった。

つるこさん、髪切った?

最初気付かなかった(てへっ)アップにしてるのかと思ったら切りやがったね。

  1. イメチェンするならメガネを取るべきだろうJK
  2. あなるが髪バッサリじゃなくて良かった・・・

と思った。つるこは大事なポジションではあったけど、じんたんとの直接の絡みがないせいかパンチに欠けていたと思う。ゆきあつの保護者だったのにゆきあつが好きだったという、ゆきあつとは別の意味でブレないキャラだった。まあ好きでもなけりゃあんなぶっ飛んだ男に付き合わないし、受け止めもできないんだろうけど、めんまで潰れそうなゆきあつが癒しを求めたのがあなるだったのが何とも不憫。でもあなるが可愛いからこれは仕方ない。
ごちゃごちゃ書いたけど、とにかくEDへの入りが素晴らしかった!!来週で終わりなんてすごく勿体ない。7月からゆきあつさんスピンオフ作品とか“20年後”編とかやってほしい。

暗黒への使者、再び?の日

楽天に勝利し、連敗を止めてナゴヤに戻ったドラゴンズ。13日に登録抹消になった藤井、堂上剛、朝倉に代わり誰が昇格するのか、嫌な予感がしていたが、どうやらアイツがまた上がってくるようだ。藤井、堂上剛を落とす意味もわからないが、せめてブランコが戻るまでの数日間で二軍に帰ってほしい。明日、明後日はソフトバンク戦、誰が出ても打てないし勝てないのかもしれないけれど、だからといってアイツが出場していい理由にはならないですから。

寺原隼人VS山本省吾

横浜×オリックスで前回肩透かしに終わったトレード相手同士の対決が実現。途中まではいい投げ合いをしていたが、案の定山本が先に捕まり、9-0のワンサイドゲームに。完封はしなかったがこの日も無四球・無失点で6勝の寺原、すでに8敗目の山本と明暗が分かれ、トレードの成否が白日の下に晒されてしまった。
寺原は○●●○●●○○○○と完投か炎上かの評を覆しつつある。今日一軍に上がってヒットを打った日南学園の先輩の赤田さんとの2ショットも実現して良かったです。
山本も大家、清水、三浦がいなくなる中、開幕からローテは守っているわけだから、チーム環境や投手にワンポイントを送る監督にめげずに交流戦後に巻き返してほしいものだね。発表時〜現在はオリックス大勝利の評価だが、オフにはどうなってるかはまだわからないわけだし。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第9話「みんなとめんま」

あと2話らしい。まとまるかどうか疑問だし、これだけの設定を2話で終わりにするのはもったいない。true routeは15話まで本放送後順次ネット配信でもいいくらいだ。
まとまる、と一口にいっても綺麗な結末や感動を求めているのとはちょっと違う。めんまに成仏してもらうことがゴールという流れになりつつあるが、成仏してほしい(バスターズ一同)も一人占めしたい(じんたん)も、一人占めの状況を解消させたい(ゆきあつ・あなる)も所詮生きている人間のエゴに過ぎない。きっとそれで良かったんだじゃなくて人の業の部分、葛藤の部分、もがいている部分を大いにクローズアップしていただきたい。
そういう意味ではゆきあつ×あなるのカップリングは面白いし、応援したい。じんたんはめんまでいっぱいであまりにもあなるに無慈悲・無関心だし、めんまは見えないし、つるこは所詮ゆきあつの保護者だったということで・・・。正直最初はゆきあつのあなるへの告白は社交辞令かと思っていたが、付き合えばいい具合で支え合っていけるんじゃないかな。多分超平和バスターズは仲良しじゃなくなるけど(笑)
で、本題はというとやはりゆきあつさん大活躍。花火の件に一役買うのは予想できたが、まさか土下座とかどれだけこの人は手段を選ばないのか。女装がピークかと思ったが、居るのに話ができないめんまとバスターズ公認になったと思って堂々と一人芝居をするじんたんの前に壊れてる様子が露骨である。あなるもそうだが、過去に嫌な思いをして今もまた傷に塩を塗るようなことをするのかな。それぞれ想いを寄せる相手がいるはわかるけど、超平和バスターズ全体としての絆みたいなものは大分隅に除けられてしまったように感じる。そして、じんたんがここに来てめんまに居なくなって欲しくないと思っているのも気になる。めんまが自分にしか見えないことを大っぴらに言うようになってから、独占してる感が余計強く伝わってきて、彼も結局自分本位なのかなと思ってしまう。
ともあれ、昔何があったかははっきりしてもらわないと。最後のシーンでめんまは過去に川で溺れた(?)みたいな描写があったけど、遊んでる最中の事故死以上の事件があったということなのか。何故じんたんにしか見えないのかも曖昧にしてほしくない。次回花火が完成するらしいが、物語はどういう方向に進み、収束していくのだろうか。